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学習障害

学習障害

◆学習障害の定義

基本的には全般的な知的発達に遅れはないが、聞く、話す、読む、書く、計算する又は、推論する能力のうち特定のものの習得と使用に、著しい困難を示す様々な状態を示すもの。

学習障害は、その原因として、中枢神経系に何らかの機能障害があると推定されるが、視覚障害、聴覚障害、知的障害、情緒障害などの障害や、環境的な要因が直接的な原因となるものではない。と定義されています。

つまり、普段の勉強はできるが算数の計算だけできないとか、話したり聞いたりすることはできるが文字が読めず、本も読めない、といった症状です。

学習障害の症状

「聞く」ことの問題

話された言葉が単語レベル、文章レベルで理解できない(文字で示されると理解できる)、複雑な文書の聞き取りができない、単語の聞き誤りが多い、などの状態です。

「話す」ことの問題

筋道を立てて話すことができない、まとまった文章で話すことができない、余分なことが混じった文章を話す、同じ内容を違う言い回しで話せない、などの状態です。

「読む」ことの問題

文字は単語を発音できない、あるいは誤った発音をする、文書の文字や単語を抜かして読む、などの状態です。

「書く」ことの問題

文字や単語が書けない、あるいは誤った文字を書く、単語の中に誤った文字が混じる、単純な文章しか書けない、文法的な誤りの多い文章を書く、などです。

「計算する」ことの問題

数値の位や繰り上がり・繰り下がりが理解できない、九九を暗記しても計算に使えない、縦の筆算でないと計算できない、暗算ができない、などの状態です。

「推論する」ことの問題

算数の応用問題・証明問題・図形問題が苦手、因果関係の理解・説明が苦手、長文読解が苦手、そこに直接示されていないことを推測するのが苦手、などの状態です。

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群

アスペルガー症候群は、広い意味では「自閉症」の1つです。

最初に症例を報告したハンス・アスペルガーという、オーストリアの小児科医の名前にちなんでつけられました。

アスペルガー症候群の人々には「表情や身振り、声の抑揚、姿勢などが独特」「親しい友人関係を築けない」「慣習的な暗黙のルールが分からない」「会話で、冗談や比喩、皮肉が分からない」「興味の対象が独特で変わっている」などといった特徴があります。

この他に、身体の使い方がぎこちなく「不器用」な場合が多いです。

アスペルガー症候群のこどもは、言語や知能の発達に遅れがないため、これまで幼児期に気づかれることがあまりありませんでした。

しかし近年では、幼児期にみられる特徴が少しずつ分かってきました。

一人遊びを好む、人とするごっこ遊びが広がりにくい、同じ遊びを繰り返す傾向が強い、行動がパターン化し融通がきかない、などです。

保育園や幼稚園では、他のこどもにあまり関心がない、集団で遊ばない、などの特徴がみられます。

対人関係の形成が苦手

他人と楽しみを共有しない、友達づきあいが下手、相手の感情や状況が読めないなどの特徴が見られます。

言ってはいけないことや言うべきではない場面などの暗黙のルールが理解できず、思ったことをストレートに言葉に出してしまいます。

コミュニケーション手段の理解・使用が苦手

抽象的な言い方が理解できず、言葉や会話の含みを汲み取ることが苦手です。

また、大人のような独特の話し方をしたり、人の話を聞かないという特徴も見られます。

想像したり、空想したりすることが苦手

目の前にない物を考える、実際にない事柄の理解が困難です。

また会話の中で省略された事柄や、示されていない事柄を推測することが苦手であるため、常識やルールが分からないと言われがちです。

姿勢のくずれ、多動や不器用

猫背などの姿勢の崩れが多く見られます。

また、集中力がなく、一時もじっとしていられないなどの多動の傾向が見られることもあります。

スプーンや箸が上手に使えない、ボタンかけが上手にならないといった不器用さが目立つ場合もあります。

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